小沢元代表に無罪!
細矢です。
今、ニュースを見ていたら
小沢元代表無罪 捜査報告書の虚偽
大善裁判長「あってはならないこと」
という文字が飛び込んできました。
小沢系と言われる方々には喜ばしいことでしょうし、
反小沢系には、何とも言えない判決だと思います。
私は政治のことに関して細かいことを
申し上げる気はないのですが、
このニュースを見て思うことは、
この一文です。
東京地裁の大善文男裁判長は、東京地検特捜部の検事が小沢元代表の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を再聴取した際に作成した捜査報告書に虚偽の内容があったことについて、「あってはならないことだ」と批判した
これおっしゃる通りですよね。
検察がウソの証拠を作ってしまっては
何が正義なのかが分からなくなりますよね。
たとえ、あなたが何も悪いことをしてなくても
検察官がでっち上げの証拠を作り上げてしまえば
それで犯罪が成立してしまうのですから…。
冤罪というのは怖いです。
昔、岩波書店から出版されている
冤罪に関する書籍を読んだことがあります。
過去に冤罪が発生した事件をある大学教授が
徹底的に調査した一冊です。
その本には、まったく関係ないあなたのように
普通に暮らしている一般市民がでっちあげられ、
家族を失い、仕事を失い、出所したころには
人生の半分がおわってしまっている…。
その恐ろしさが書かれていました。
当時、その本を読んだ際に
『こんなデッチ上げで人生が終わるなんて
むなしすぎる…』
と思ったことがありますが、
今回の事件も、今の段階では似たようなことが
起きたことは事実と言えるでしょう。
※小沢さんの裁判で無罪、有罪という話ではなく、
調査報告書に虚偽の記載があったことについてです。
今後の警察、検察のあり方について、
そして、取り調べの可視化についても
考えさせられるお話です。
ちなみにですが…ある弁護士いわく
もしあなたが男性で満員電車で「きゃぁ〜ッ!痴漢!」って
女子高生に叫ばれたら、今の法律では99%負けるそうです。
していない証拠は出しようがありませんから、
立証のしようがありません。
私たちはあっけなく逮捕だそうです(笑)
ですので、ある企業では、効率的にリストラをするために
痴漢屋という職業の方に依頼して、痴漢をデッチあげ、
合法的に首を切る事例もあったそうです。。。
冤罪というのは怖いですね。。。
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- 2012.03.27 Tuesday
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- 16:46
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