柱にヒビが入ってます
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細矢です。
冷汗がでました。
膝が震えました。
買わなきゃよかったと
涙がでました。
何が起きたのかというと、
『柱にヒビが入っていたのです』
古家のリフォームをしていたとき、
壁の中から見えた柱を見て
愕然としたのです。
見事に柱にヒビが入っている・・・。
私は見ないことにしようと思いました。
地震で柱が折れても、
仕方がないとあきらめることにしました。
でも・・・、
それでは入居者さんに
迷惑があっては申し訳がつきません。
そこで必死で対策を調べていたところ、
ある新事実を知りました。
それが、
『背割り』
という工法です。
背割りって聞いたことありますか?
普通は聞いたことがないと思います。
実は、この工法は、
一昔では当たり前の工法です。
400年前も前から使われている
伝統的な技法なんですよね。
これは何かというと、
柱に意図的にヒビ入れる技法です。
木材には水分があります。
時間が経つとともに、
外側と内側に水分差が生まれます。
そして、ヒビが入ったり、
歪みがでる。
そこで、その対策として
意図した場所に意図的に
ヒビを入れることで、
他の箇所にヒビが起きないように
する工法のことです。
こうすることで、
木材の芯部と外部の乾燥を
同時にできるメリットもあります。
※意図的に作るヒビを
鋸目(のこめ)ともいいます。
と、小難しいことは
どうでもいいのですが、
柱のヒビが意図的に作られたことを知り
安心した思い出があります。
いま、偶然にも喫茶店に入ったのですが、
この鋸目(のこめ)を見て
思い出しました。
もし、あなたも柱にヒビが
はいっていても安心してください
縦にビシッと入っていたら
それは鋸目という工法です。
ではでは!
- 2017.03.10 Friday
- 不動産投資
- 15:01
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- by 細矢ますゆき