お爺さんのペアルック
細矢です。
あなたの父親はどんな人ですか?
頑固なオヤジですか?
それとも、
優しいお父さんですか?
私の父は昔ながらの
亭主関白の頑固オヤジです。
若いころは、
トラックの長距離運転手で、
無茶をしていたらしい。
本人は絶対に白状しないが
母曰く、70歳を過ぎたのに、
いまだに借金もかなりあるらしい…。
そんなオヤジだから、
我が家は貧乏でした。
オヤジは家にもほとんどおらず、
子供のころに遊んだ記憶は
ほとんどない。
家族両行も行ったこともなく、
誕生日プレゼントなんて
買ってもらったこともない。
なので高校を卒業するまで
オヤジとはほとんど話したことがない。
反抗期のころは、
目を合わせるのも嫌だった。
しかし、そんなオヤジと
仲良くなったキッカケを
今でも覚えている。
私がフリーターでぷらぷらしてるとき
偶然にもオヤジも会社をクビなった。
子が子なら親も親という言葉の通りで
二人で社会からつまみ出された。
二人とも何もすることがなく
お金もなかったので、
「将棋でもやろうか」
となった。
TVゲーム世代に育った私は
将棋の意味がわからなかった。
それにオヤジはウザイと思っていた。
でも、ヒマなので仕方なく
将棋を指した記憶がある。
このとき、私たちは初めて
まともに言葉を交わした。
父:「なんだ、お前は弱いな」
私:「うるせぇ、クソオヤジ」
父:「悔しかったら勝ってみろ!バカ息子」
私:「あッその『歩』は取るなよ」
父:「将棋は待ったなしだ」
お互いに素直には話せなかった。
でも将棋を通じて心を交わすことができた。
オヤジは父親という鎧を脱ぎ捨て、
ひとりの『男』として、
はじめて言葉を交わすことができた。
あんなに嫌がったのに、
毎日、将棋をするのが楽しくて
本屋で将棋の勉強をしたことを
いまでも覚えている。
お金はなかったけど毎日が楽しかった。
ただ、この時間は長くは続かなかった。
お互いに大人になったので
仕事をしなければならず、
数週間だけになった。
結局、オヤジと一緒に遊べたのは、
この一度っきりになった。
そして、今、父は、指が少しずつ
動かなくなる病と闘っている。
握力がだんだん無くなる
原因不明の病気になってしまった。
昔のように将棋のコマを持ち、
『パチンッ!』とはじけない。
きっとオヤジはあの将棋のことは
覚えていないだろう。
でも私には大切な思い出になった。
偶然にも二人同時に
落伍者の烙印をおされた結果が
私にとって『人生の宝物』になった。
人生って面白いよね。
で、そんな父は8月2日が誕生日。
前に黒のベルトが欲しいといっていたので
昨日は買ってきました。
一つはオヤジ用。
もう一つは私用です。
お爺さんとおっさんになった私で
二人でペアルックにします(笑)
追伸;
あなたと父親とはどんな思い出がありますか?
そして、どんな父親になりたいでしょうか?
あなたの父親はどんな人ですか?
頑固なオヤジですか?
それとも、
優しいお父さんですか?
私の父は昔ながらの
亭主関白の頑固オヤジです。
若いころは、
トラックの長距離運転手で、
無茶をしていたらしい。
本人は絶対に白状しないが
母曰く、70歳を過ぎたのに、
いまだに借金もかなりあるらしい…。
そんなオヤジだから、
我が家は貧乏でした。
オヤジは家にもほとんどおらず、
子供のころに遊んだ記憶は
ほとんどない。
家族両行も行ったこともなく、
誕生日プレゼントなんて
買ってもらったこともない。
なので高校を卒業するまで
オヤジとはほとんど話したことがない。
反抗期のころは、
目を合わせるのも嫌だった。
しかし、そんなオヤジと
仲良くなったキッカケを
今でも覚えている。
私がフリーターでぷらぷらしてるとき
偶然にもオヤジも会社をクビなった。
子が子なら親も親という言葉の通りで
二人で社会からつまみ出された。
二人とも何もすることがなく
お金もなかったので、
「将棋でもやろうか」
となった。
TVゲーム世代に育った私は
将棋の意味がわからなかった。
それにオヤジはウザイと思っていた。
でも、ヒマなので仕方なく
将棋を指した記憶がある。
このとき、私たちは初めて
まともに言葉を交わした。
父:「なんだ、お前は弱いな」
私:「うるせぇ、クソオヤジ」
父:「悔しかったら勝ってみろ!バカ息子」
私:「あッその『歩』は取るなよ」
父:「将棋は待ったなしだ」
お互いに素直には話せなかった。
でも将棋を通じて心を交わすことができた。
オヤジは父親という鎧を脱ぎ捨て、
ひとりの『男』として、
はじめて言葉を交わすことができた。
あんなに嫌がったのに、
毎日、将棋をするのが楽しくて
本屋で将棋の勉強をしたことを
いまでも覚えている。
お金はなかったけど毎日が楽しかった。
ただ、この時間は長くは続かなかった。
お互いに大人になったので
仕事をしなければならず、
数週間だけになった。
結局、オヤジと一緒に遊べたのは、
この一度っきりになった。
そして、今、父は、指が少しずつ
動かなくなる病と闘っている。
握力がだんだん無くなる
原因不明の病気になってしまった。
昔のように将棋のコマを持ち、
『パチンッ!』とはじけない。
きっとオヤジはあの将棋のことは
覚えていないだろう。
でも私には大切な思い出になった。
偶然にも二人同時に
落伍者の烙印をおされた結果が
私にとって『人生の宝物』になった。
人生って面白いよね。
で、そんな父は8月2日が誕生日。
前に黒のベルトが欲しいといっていたので
昨日は買ってきました。
一つはオヤジ用。
もう一つは私用です。
お爺さんとおっさんになった私で
二人でペアルックにします(笑)
追伸;
あなたと父親とはどんな思い出がありますか?
そして、どんな父親になりたいでしょうか?
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