歴史を変えたマインドコントロール
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細矢です。
洗脳したい人がいますか?
他人をマインドコントロールして
あなたの思うがままに操りたいですか?
「はい!細矢さん。
洗脳したい人はたくさんいます!
美人な受付嬢を洗脳したいです。
バカな上司をマインドコントロールして
ボーナス査定をアップさせたいです!!
そしたら・・・ムフムフムフっ。
毎日がハッピーです!」
と思う人は多いと思います。
食うて寝るだけでの旦那に
『家事や洗濯は楽しいものだ!』
と洗脳し、馬車馬のように
働かせたらどうでしょうか?
自分はお菓子をポリポリ食べながら
ソファーで横になりながら
ドラマを見ているだけで
家がきれいになります。
ビジネスでお客を思うように動かせれば
あなたの商品はバカ売れ。
莫大な富が一瞬で築けます。
人を思い通りに動かしたいと思うのは
誰もが思うことでしょう。
人の心を動かす技術は
誰もが興味あると思います。
実は私は心理学マニアです。
あらゆる心理学本を
片っ端から読みました。
NLPの原型を作った
ミルトンエリクソンの本なども、
よく読んでいました。
他人の眼球を無意識に動かして
トランス状態に持ち込む方法などを
研究した時期もあります(笑)
表の心理学も裏の心理学も
それなりに理解しているつもりでした。
ただ、あることをキッカケに
そんな『うわべ』だけの心理学は
全部捨てました。
手で丸めてポイすることにしました。
本当の意味で人を動かすことが
できないことに気づいたのです。
そのことに気づかせてくれたのが
あの明治維新で活躍した
勝海舟(かつ、かいしゅう)さんです。
この勝海舟が使う技術こそが
本物の人を動かす技術であり秘訣だと
私に気付かせてくれました。
もし、あなたが、
・職場で人を動かしたい
・お客さんを動かして成功したい
と思うの出れば、この『お話』を
1分だけ聞いてください。
歴史に名を残す男の
人を動かす秘訣が分かります。
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これは約150年前のお話です。
ちょんまげ姿のお侍さんが
まだたくさんいましたが、
そろそろ鎖国をやめて
西洋の文化を取り入れようと
していた頃の話です。
勝海舟はオランダ語を学ぼうと
オランダ医学では有名な
赤城先生の元をたずねました。
そして、彼はお願いをします。
「赤城先生、お願いです!
私はオランダ語を学びたいです!
オランダ語辞典を1日だけ貸してください」
赤城先生は悩みました。
当時は印刷技術も発展していないため、
辞書は貴重だったのです。
貸すことを躊躇しました。
そこで、勝海舟はある提案をします。
「赤城先生、悩むのは分かりました。
では、これではどうでしょうか?
その辞書を私が2部ほど書き写します。
ひとつは私のモノ。
もうひとつは売却します。
そして、売れたお金は赤城先生に
全部差し上げます。
元の辞書は先生に返ってくるのですから
先生は何も失いません。
それどころか、何もしなくても
お金がはいってきます」
この話を聞いた赤城先生は心を打たれました。
見事な男だと感服し、勝海舟に
貴重な辞書を貸し出すことにしたのです。
そして、勝海舟は全58巻に及ぶ辞書を
手書きし、手に入れることができたのです。
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いかがでしょうか?
歴史に名を遺す男は違いますよね。
・借りた人もうれしい
・貸した人もうれしい
・売ってもらった人もうれしい
全員が嬉しいのです。
相手の気持ちをしっかりと理解し、
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相手の想像以上のリターンを提供している。
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これこそ人を動かす神髄ですよね。
150年の時を経ていますが
不変の真理であり、不変の心理です。
もちろん、このような話をすると
「細矢さん、どうしたんですか?
突然、いい人になったつもりですか?
私はそんな綺麗ごとではなくて、
麻薬のように一発決めるとハイになるような
ノウハウが知りたいです!!」
と思う人もいるでしょう。
はっきり言いますが
私は、いい人ではありません。
コンビニの成人誌コーナーにある
『Hな本』を見ると立ち読み防止の為に
ビニールを破りたくなります。
許されるならば、全ての成人雑誌を
時間をかけて丹念に読みこみたいぐらいです。
聖人とはかけ離れています。
でも、そんな私がたどり着いた
究極の人を動かす方法が
この勝海舟のお話なのです。
最近、中年起業や定年起業で
失敗した方のご相談を数多く頂きます。
彼らはやる気も能力も社会経験も資金も
若い人に比べたら圧倒的に豊富です。
でも、なぜ彼らが失敗するのかというと、
この勝海舟の原理原則から
遠ざかってしまっているから。
この原理原則を忘れてしまっているので
お客や業者やチームメンバーが
思うように動いてくれないのです。
中年起業や定年起業する人たちも、
ひと昔は若いだけが取り柄だったはず。
資金も経験もなくお客もいないときが
あったことでしょう。
その若いころに唯一できることは
一つ上のサービスを提供することです。
だから、若いときはがむしゃらに働き、
お客の気持ちをしっかりと理解し、
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お客の想像以上のリターンを提供
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していたことでしょう。
時にはお客のために自分の時間や
家族をも犠牲にして働いてきたことでしょう。
そうして、会社での地位やお客さんからの
信頼を得てきたと思います。
しかし、ある時から部下を持ち、
その部下が何でもやってくれるようになります。
部下があなた以上に、あなたのことを
考えてくれるようになります。
すると、あなたはサービスを受ける側になり、
がむしゃらに働いていた昔を忘れてしまうのです。
そのマインドセットのまま独立をしたところで、
残念ながら勝ち続けることはできません。
何も持たない若者のハングリー精神に打ち負け
いつしか資金がショートし負けてしまうのです。
結局のところは、
ビジネス=人を動かすこと
です。
人を動かすこととは、
お客の気持ちをしっかりと理解し、
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お客の想像以上のリターンを提供することです。
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ぜひ、中年起業、定年起業を検討されてる方は
思い出してください。
このお話通りに実践すれば、
あなたも未来永劫に名をのこす
偉大な経営者になることでしょう。
家族からも従業員からもお客からも
尊敬される経営者になっていることでしょう。
あなたの夢がすべて叶います。
ぜひ、このお話を忘れないでくださいね。
ではまた!
細矢ますゆき